インダストリアルインテリアについて
どのようにしたら、インダストリアルな雰囲気に近づくか要点をまとめてみました。
応用編として、インダストリアル×北欧風・モダン風・ブルックリン風も最後にご紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
「インダストリアルインテリア」や「インダストリアルスタイル」、「…テイスト」など、インテリアシーンのカテゴリーとして耳にすることも多くなったのではないでしょうか。
インダストリアルは「工業の~」や「産業の~」という意味です。
インダストリアル・デザインは「利便性が高く、量産できる工業的な…」という意味を持っています。
インテリアとしてのインダストリアルは、インダストリアル・デザインの素材イメージである、アイアン素材を使用し、壁は打ちっぱなしコンクリート・タイルなど無機質な素材感を活かしたシンプルで無骨さの強いものを使用してシーン作りしたものを指します。また、ヴィンテージ感のある素材などを組み合わせてシーンを構成したものです。
色味は、ブラック・ダークブラウン、シルバーなどがメインとして使われていることが多く、むき出し感と無機質感なイメージから、工場を連想させます。
無機質な素材感の打ちっぱなしのコンクリートの壁は、クールな印象を与えます。
合せる家具やグリーンによっても大きく印象が変わります。木材などのナチュラルテイストの家具との相性はとても良いです。
また、モノトーンの家具で丸みを帯びたようなシルエットの物を選ぶと、シックな雰囲気の中に柔らかい雰囲気が出ます。
ゴツゴツとしたレンガもインダストリアルな雰囲気に合います。レンガやレンガ調タイル独特の質感は、光が当たると照明の反射が多方向に向かう効果があるため、やわらかな印象になります。
洗面所など水回りにもレンガ調タイルは相性抜群です。多少の水はねならレンガが水分を吸収し、時間ともに自然に乾燥します。そのため、カビや湿気に強い素材といえます。
古材・足場板などは壁一面に貼ってむき出しにすると男前な雰囲気になります。
古材には、ペンキなどの職人さんの手仕事の痕があったり、新しいものには無い長い年月を経た古材特有の風合いが魅力的です。
また、自然素材でシックハウス症候群などの健康面にも配慮されています。
インダストリアルな空間作りに外せないアイアン。
アイアンは小物から家具まで幅広く使われることが多く、異素材との相性も抜群です。
特に家具をアイアン×木材のものに統一すると部屋全体がまとまりやすく、ぐっとインダストリアルな雰囲気になります。
アイアンカラーはシルバーからブラックまで、仕上げもマットやヴィンテージ加工がなされたものなど様々あります。フレームなどに使われることが多く、サイズは細いスポークからダクトのような太いものまでなんでも合います。ただし、ありのままの素材感が重要なので装飾が施されたものよりは、シンプルで過度に加工がされていないものがベストです。 ■デスクはこちら□チェアはこちら
インダストリアルインテリアには欠かせないレザー。
レザーでも、本革だとお手入れ等が手間な方には、写真のようなレザー風の素材を取り入れるだけで、インダストリアルな雰囲気にもっていきやすくなります。
また、ブラウンやブラックレザーを選ぶだけでも、インダストリアルな雰囲気に近づきます。 ■ソファはこちら
古材を使用した家具を選ぶことで、ヴィンテージ感がでて、インダストリアルな雰囲気になります。
また、アイアンの脚と古材の天板で組み合わさっているテーブルは、ヴィンテージ感がありながらもスタイリッシュな雰囲気にさせてくれます。 ■デスクはこちら
パキラを室内で育てるときは、窓越しの日当たりと風通しが良い場所であれば十分に育ちます。
また、日陰に強いので、室内でも育てやすいのが特徴です。
日があまり当たらない場所であれば、週に2~3日ほどパキラを外に出して日光浴をさせると良いです。 ■パキラの育て方の詳細はこちら
ハート形をした葉っぱが特徴的なウンベラータは、葉の色も明るいグリーンなため、インダストリアルな雰囲気のダークトーンと合せると、お部屋の雰囲気が明るくなります。
明るい日陰のような場所で風通しが良い場所が最適です。
風通しが悪いと病害虫が発生する原因になります。
置く場所としては、レースのカーテン越しに日光が入ってくる窓辺や、午前中のみ直射日光が入ってくる場所がおすすめです。
また、エアコンの風が直接当たるとフィカス・ウンベラータが傷む原因になります。
特徴として、暑さに強い植物ですが、寒さにはあまり強くありません。 室外で育てる場合は、肌寒くなってきたら、暖かい室内に移動させると良いです。 ■ウンベラータの育て方の詳細はこちら
涼し気な明るいグリーンの細やかな葉と華奢な樹形が人気のエバーフレッシュ。
置く場所としては、日当たりを好みますが、強い日差しにあたり続けると葉が変色してしまうので、西日が当たらないような、半日陰になる場所が良いです。
ある程度なら耐陰性はありますが、日照不足は葉が落ちやすく枯れてしまう原因になるのと、新しい葉が出てきても間延びしたような不恰好な見た目になるので、日当たりの良い窓際か照明の当たる明るい場所良いです。 ■エバーフレッシュの育て方の詳細はこちら
いかがでしたでしょうか。
一見難しそうなインダストリアルインテリアですが、小物やフレームをアイアンのものに変えるなど、取り入れ方によっては溶け込みやすくかっこよく垢抜けた印象に簡単にできちゃいます。
素材感や、色のメリハリもあるので、どこを切り取っても様になるのも魅力です。
性別問わず人気のインテリアなのでヴィンテージ品など、無骨なのに愛着がわくようなアイテムを見つけたら、臆せずぜひ挑戦して自分の思う他にはない空間作りに取り入れていただければと思います。